参議院議員選挙への立候補表明-すべての人にやさしい国へ-



みなさま、いつも私斉藤りえの活動へのご支援・ご理解をいただき心から御礼申し上げます。昨夕、国会内で記者会見をさせていただき、今夏予定されている参議院議員選挙に立憲民主党公認で全国区から立候補を決意したことをご報告させていただきました。


突然の報道で驚かれた方も多いと存じますが、この数か月間、家族や支援者の方々と悩みに悩み決断に至りました。この間、北区議会議員として再度挑戦をし、しっかりと地域に根ざした政治活動を行い、多様性の向上に向けた一助となることこそが、私の役割であるとも思いつつ、全国の様々な支援者の方々から、「国際的にも国内的にも多様性の向上に向けた機運が高まる中で、障がいを持つ当事者の政治家が国政に必要だ」というお声をいただき、そこには私自身も大いに賛同をいたしました。しかし、それと、私がその大役を担うことは、別のことであると考えておりましたが、色々な意見を交わしながら、その責任が私にあるのであれば、逃げずにしっかりと多様性の旗を、この国の民主主義に立てるチャレンジをする、決意を致しました。

今回の決断において、最愛の娘が背中を押してくれたことに大きな力をもらいました。次代を担う子どもたちが活躍する世界は、いまよりももっと輝き、豊かで、多様な価値観を認め合える世界にしていかなければと、改めて責任を感じました。写真は、連休中に記者会見の練習をしていた際に、娘が書いてくれた励ましのメモです。


以下は、昨日の記者会見で、冒頭に私がご挨拶させていただいた内容になります。詳細につきましては、今後HPページを含めた様々な媒体を介し、発信をしていければと考えております。

以下、記者会見でのご挨拶文

こんにちは。この度、立憲民主党から、今夏に予定されております参議院議員選挙に全国区から、立候補をすることになりました、斎藤りえと申します。
4年前に東京都北区議会議員として議席をいただき、聴覚障がいを持つ当事者議員として活動をさせていただきました。議会では、障がい当事者が持つ視点に基づいて、地域づくりについて是々非々で議論をさせていただきました。
北区においては、私が当選して以降、議会活動に支障がでないように、様々な創意工夫と配慮をいただきました。
職員の方はもちろん、同僚、先輩議員の方々も、聴覚障がいを持つ議員の情報保障を確保することや、当事者性について誠実に向き合っていただきました。
私としては、1期4年の中で様々な課題に直面し、その課題はこれからライフワークで取り組むべきものであると感じています。他方で、その課題の多くは、地域レベルだけではなく、国レベルで社会総がかりで取り組むべきものだとも感じています。
私の役割としては、地域レベルでしっかりと多様な存在と声の旗を掲げ、人々が地域で豊かさを享受できる環境をつくっていくこと、そのお手伝いをすべきだと認識していました。
しかし、これは地域レベルと国レベルが両輪で走る必要があり、そのどちらかが欠けているのであれば、誰かがその役割を担わなければいけないとも考えています。
今回は、「その役割を誰が担うべきか?」という議論の中で、全国の仲間から、その責任を果たしてほしいという想いをいただき、家族と相談の上、その責任から逃げるべきではないと決意をしました。
みなさまもご覧の通り、聴覚に障がいを持つ当事者が、音声言語でコミュニケーションをはかろうとすると、本日のように様々な工夫と、多くの方々のご協力が必要になります。
私は、こうした現状も含め、民主主義の象徴である国会に、多様な存在の方々が参画することが、この国の多様性を向上させていく大切な一歩だと考えております。
すべての人にやさしい国づくりの一助となるように、努力をしていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

記者会見は、立憲民主党の福山幹事長同席のもとで行われました。ご挨拶の最後の部分にありますように、記者会見では私が発した言葉を、スタッフが再度発声をし、さらに手話通訳者が手話でもお伝えする形がとられました。

出席いただいた記者の方々からの質問も、同様に行われました。国会では、何もかもが初めての試み。こうした工夫が情報保障において必要であることをお伝えすることにも、私たちの決断の意味があると改めて感じました。選挙で一般的に有効だとされるコミュニケーションにも多くの障壁があることは重々承知しており、圧倒的な不利の中からのスタートになりますが、しっかりと多様な存在や価値観を享受できる国づくりの可能性を訴えて活動していきたいと考えております。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

2019年5月8日 斉藤りえ