一般質問を行いました



ごきげんよう。
毎日ますます暑くなりますね、水分補給などお気を付けてくださいね。

さて、
本日、初めての本議会にて発言する機会をいただきました。

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本議会では、初めて「音声読み上げソフト」を使用しての発言になりましたが、大きな機材トラブルもなく無事に終えることが出来、スタートラインから走り出せた気がいたします。

選挙の時より応援して下さってる皆様と音声読み上げソフトの導入を認めて下さった区議会議員の皆様に感謝の想いで登壇いたしました。

とても緊張いたしましたが、北区民の声を想いを届ける事が出来、区議会議員としての役割を全うできたと存じます。
本会議終了後、音声読み上げソフトの様子を他の議員の皆様にも伺いましたところ、
「とても聞きやすかったよ」等との暖かな声をいただき、一安心いたしております。

今回の一般質問では、私も当事者である
・障がいがお有りの方への区の対応
・子育て支援サービスの向上
を中心に提案させていただきました。
全文は以下の通りです。

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■斉藤りえ 2015/06/25 一般質問
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斉藤りえ 一般質問2015/06/25
北区を元気にする会の、斉藤りえです。
4月26日の区議会議員選挙におきまして、北区のみなさまのご支援をいただき、初当選をさせていただきました。
区議会議員という立場に、誇りと責任を持ち、区民の皆様の信託にこたえるべく、北区の発展のために、全力で取り組んでいく所存でございます。

また、現在も使わせていただいておりますが、全国の自治体の中でこの度はじめて、パソコンの持ち込みに加え、各種音声ソフトの使用が認められたことに関しましても、みなさまに御礼申し上げます。

様々なソフトを検討いただいた議会事務局の職員のみなさまをはじめとして、山田かなこ議長、そして、北区議会議員のみなさまのご協力とご理解により、聴覚障害というハンディキャップを乗り越え、議会活動が可能となりました。
改めまして、感謝を申し上げるとともに、いただきました環境を最大限に活用し、北区のますますの発展に貢献していく決意をあらわし、質問に移らせていただきます。

まずはじめに、様々な障害がお有りの区民のみなさまに対して、北区役所として、どのような想定のもと、どのような対応をしているかに関して、質問させていただきます。
ご存知のように、北区内には、都内に2つしかない障害者総合スポーツセンターのうちの1つがあり、また区内に複数ある特別支援学校をはじめとする、障害者関連施設も充実しており、障害がお有りのかたにとっても、大変住みやすい地域です。
そして、施設が充実しているだけではなく、障害のあるかたに対しての、区民のみなさまの理解も進んでいるように感じます。

私自身も、耳が聴こえないという障害がありますが、以前より北区が、障害がお有りのかたに対して、とても理解が深い街であるということを聞き、子育てを機に西ヶ原に引越してまいりました。
実際に生活してみると、聞いていたよりも、さらに北区は住みやすい街であり、障害者だけではなく、子どもにとっても、大変素晴らしい環境の整った街であると感じています。

さて、障害者への対応の1つに、情報保障という考えがあります。
情報保障とは、障害がお有りのかたに対しても、健常者のかたと同様に、情報を得ることができる状態を作ることです。

現在、北区の広報課が担当している広報物に関しては、すでに一部情報保障がされています。
広報誌である「北区ニュース」は、点字版だけではなく、音声が録音された、「テープ版」や「デイジー版」があります。北区のホームページも、音声の読み上げ機能、文字サイズを大きくすることや色合いの変更、ふりがな表示で、お年寄りから幼い子ども、また色弱のかたに対しても、利用しやすい対応をしています。
広報番組である「いい顔 北区」に関しても、手話通訳が入ったものも作成されています。

しかしながら、障害といっても、皆一様ではありません。
限られた予算の中ではありますが、障害をひとくくりにすることなく、様々な想定をし、対応すべきだと考えます。
例えば、広報番組である「いい顔 北区」においては、字幕をつける対応などを検討すべきだと考えますが、今後、北区としてはどのように対応をしていくのか、情報保障全体に関しても合わせて、ご見解をお伺いします。

加えて、障害がお有りのかたからの、声を聞く方法も、検討すべきだと考えます。

例えば、先日、区内にお住まいの、聴覚障害がお有りのかたから、「区役所の夜間の連絡先にはFAXがなく、電話でしか連絡することができず、困っている」というお話しを伺いました。

夜間の連絡先とは、17時15分以降の連絡先である、区役所の巡視室のことです。例えば、区の関連施設で行なっている工事の際の騒音や振動などは、17時15分以降は、この巡視室におかれている電話に連絡することになります。
また、聴覚障害がお有りのかたが、夜間に緊急事態が発生した際、健聴者のかたとの通訳を行なっていただく、「手話通訳者」への連絡を行うためにも、17時15分以降は、巡視室に連絡する必要があります。

当然ですが、聴覚障害がお有りの方は、電話することができません。
現状では、巡視室に連絡するためには、健聴者のかたに代理で連絡してもらう以外に、方法がありませんでした。

例えば、巡視室にFAXを設置することで、このようなケースを解決することが可能です。
こうしたことは一件、小さなことかもしれません。しかし、障害がお有りのかたにとって、他人の手を借りずにできることが一つでも増えていくことは、大きな意味を持ちます。
行政がそれを率先して行うことは非常に重要かと思いますが、今後、どのように対応をしていくのか、ご見解をお伺いします。

続きまして、北区内に住んでいる障害がある児童に対する教育について、質問させていただきます。

北区は、障害のあるかたにとって、とても住みやすい街です。それは大人だけではなく、子どもにとっても同じです。
これは、東京都からも認められており、北区、教育委員会は、「特別支援教室モデル事業」の指定を受けております。

この事業は、導入当初は教員のかたの負担の増加や、保護者のかたの心配などもあったと聞きますが、現在では、とても効果が見られ、保護者のかたから喜びの声、そして、実際に通われているお子さんからも、大変嬉しい声を聞いています。
私も、幼い娘を持つ母親として、北区の学校教育が、都内でも有数の素晴らしい環境であることは誇りに思います。
関係各位並びに、教員のみなさまには大変感謝いたします。

巡回指導事業が、大変うまくいっている一方で、しかしながら、いくつか問題点があることも聞いています。
そのひとつに、教員の人事権があります。

北区内の小学校に関しての決定は北区が主導して、行うことができますが、一方で教員を採用や配置するのは、東京都の管理となっています。
大変素晴らしい知識や経験、ノウハウを持っている先生のみなさんが、急に他の区へ赴任されてしまうこともあるでしょう。

このモデル事業は、今後、都内全ての自治体に展開される予定となっています。
つまり、北区内で発生した課題は、他の区でも起きる可能性があります。
北区は、障害のある児童に対する教育に、数十年前より熱心に取り組んできた歴史があり、現在では都内でも有数の教育水準を持っています。
このような素晴らしい北区が、東京都の中でもリーダーシップを取り、教員の人事権などの、「二重行政」とも思われる部分の解決を目指し、障害のある児童に対する教育に、より一層貢献すべきだと考えますが、北区としてどのような見解をお持ちか、お伺いします。

次に、子育て支援事業についてお伺いします。

北区は、未就学児童への支援は充実しており、子育てをするために、北区に引っ越してきた、という声を聞くこともあります。
しかし、それ以上に、子どもが小学校にあがるときに、「学童クラブが18時までだと仕事ができない」と言って、北区から転出していく友人も、何人もいました。これは、少子化が進んでいる現状においては、大きな損失だと思います。

北区はこれまで、学童クラブの定数の拡大など、子育て支援サービスの向上に向けて、様々な検討を行なってきたことは理解しています。
しかしながら、学童クラブの終了時間については喫緊の課題だと認識しています。
中でも、北区においては、民間に委託している学童クラブは終了時間が19時までに1時間延長されているにも関わらず、北区が直接管理している学童クラブは終了時間が18時までと、1時間の時間の差が見られます。
幼稚園や保育園であれば、自分の住んでいる場所に関わらず、条件の見合った園を選ぶことが可能です。
しかしながら、学童クラブは自らの住んでいる地域によって、強制的に通う場所が決まってしまいます。
住んでいる場所によって、区が行なっているサービスにも関わらず、明確な差が見られるのです。
これは大きな問題であると考えます。

学童クラブの時間を延長することによって、職員のかたの勤務時間が伸び、負担が増すことも理解しています。そうであるのならば、学童クラブを全て民間に委託することも検討すべきだと考えます。
北区は現在でも、学童クラブを毎年民間に委託する数が増えています。しかしながら、最終的に全ての学童クラブを民間に委託するのかどうかは決まっていないようです。北区として、学童クラブの民間委託を進めていくのか、進めていくのであれば最終的なゴールはどのような状態を目指しているのか、見解をお伺いします。

加えて、学童クラブの時間延長により、職員の人件費の増加だけではなく、児童の安全面確保のための予算を増やす必要があることも、理解しています。
そうであるのであれば、他の区が行なっているように、別料金が発生する、受益者負担の仕組みを取り入れることも、検討すべきだと考えます。
私も、働きながら子育てをする、1人の母親として、学童クラブはとても重要な課題です。
北区議会議員の一員として、負担が増えるのであれば、区民のみなさまに理解を得られるよう積極的に説明も行なっていく所存です。
ぜひ北区として、学童クラブの時間延長について、具体的な計画を立て、問題の解消のために前向きに検討していただきたいと考えます。
今後、どのように検討していくか、お考えを具体的にお伺いいたします。

次に、ファミリー・サポート・センター事業、子どもショートステイ子どもトワイライトステイ事業について、お伺いします。
保護者のかたが、病気や仕事などの理由で、養育を行えない場合に、一時的に子どもを預ける制度として、ファミリー・サポートという制度と、ショートステイとトワイライトステイ事業があります。この2つの制度は、大変役に立つ、素晴らしい制度だと考えています。

この2つの制度を比べますと、大きな違いとしては、一時的な預かりか、「泊まり」での預かりか、そして、子どもの預かり先が施設かサポート会員の自宅等か、という点にあります。
北区内にお住まいのかたの、ご意見を聞きますと、ショートステイやトワイライトステイのように、一時的な預かりではなく、泊まりでの預かりを対応いただけることは、大変、ありがたいそうです。
しかしながら、子どもへの負担を考えると、ファミリー・サポート会員の自宅等と比べ、施設に預けることを、躊躇してしまうことも多いようです。

理由はこれだけではありませんが、泊まりで子どもを預けたいというニーズがあるにも関わらず、ショートステイやトワイライトステイは年間20件程度しか利用されていません。一方で、ファミリー・サポート事業は年間1万件を超える利用があり、こちらは大変活発に利用されています。

共働きの家庭も増えている中、やむを得ない理由で子どもを泊まりで預けなければならない場合もあるでしょう。
ファミリー・サポート事業の中でも条件付きで泊まりでの預かりを認めるなど、北区内のニーズに合わせて柔軟な制度を設計していくことが求められていると思いますが、この点についてどのようにお考えか、お伺いいたします。

次に、児童相談所の、移管について簡単にお伺いします。
北区は子育てに力を入れており、「子育てするなら北区が一番」、というキャッチコピーをかかげています。私自身も、子育てを機に、北区に引越してきておりますので、現在でも北区の子育て支援は大変に素晴らしいものだと認識しています。
しかしながら、児童相談所に関しては、東京都から移管が進められることが検討されているにも関わらず、その移管は順調とは言えない点もあるように思えます。
「子育てするなら北区が一番」をより確かなものとするために、子どもや子育て家庭に対する支援や、地域社会と連携して子どもの成長をあたたかく見守り、育む環境づくりに取り組んでいく必要があり、そのためにも、児童相談所の移管は重要であると認識しております。
移管に向けての検討の中で、現在どのような事柄が問題になっていると認識されており、どのように対応を検討していくのか、お伺いいたします。

以上、複数、質問させていただきました。ご答弁、よろしくお願いします。

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北区議会議員 斉藤りえ