障がい者の政治参加を考える



皆様、こんにちは。

昨日は、私も発足人に名を連ねさせていただいた
「障がい者の政治参加を促進する首都圏議員連盟」によるイベントを行いました。

今回のテーマは、「障がい者の政治参加を考える」ことでして、私も登壇させていただき、聴覚障がい者として、普段困っていることなどをお話しさせていただきました。

2015-09-26 障がい者議連
その他にも、視覚障がいがお有りの当事者の方や、アスペルガー症候群をお持ちのお子さんを持つお母様など、様々な障がいの視点からの政治参加についてパネルディスカッションをさせていただきました。

特に、政治参加の第一歩である「投票」についてのご意見はとても参加でした。
私は耳が聞こえませんので、選挙のときに困ることは、選挙カーや駅前の演説などで、候補者から直接情報を得ることができないことです。
いつも、選挙公報などの限られた文字情報からしか、「この候補者の方は、どんな方なのだろう」「どんなご意見をお持ちなんだろう」と知ることができません。

視覚障がいがお有りの方は、投票所で自分の選んだ候補者の方のお名前を書くことも難しいとのことでした。
私も初めて知ったのですが、投票所では「代理投票」が認められており、自分が投票したい候補者のお名前を、代理人にお伝えし、書いていただくそうです。
ただ、この方法ですと、自分が入れたい候補者のお名前を呼ぶわけですから、静かな投票所の中では、声が響いてしまうこともあるそうです。
その結果、「あの人に入れたのか」ということが周りの方に伝わってしまい…投票することにも気を遣ってしまうのですね。

アスペルガー症候群の方の場合は、普段慣れていない場所に行くことが難しいとのことでした。
また、人前では緊張してしまうこともあるようで、自宅で落ち着いて、自分の考えをメモしたり、候補者のチラシを整理したり、その上で、そのメモやチラシを投票所に持って行こうとすると、入り口で止められてしまうそうです。
確かに、投票所の中は、公平性を保たせるために、候補者のチラシは持ち込めません。
一方的に没収されてしまったためパニックになってしまうことも多々あるようです。

2015-09-26 障がい者議連1
私も障がい当事者のひとりではありますが、他の障がいがお有りの方の政治参加でお困りの点は、なかなかイメージできていない点もありました。

今後も、私も「障がい者の政治参加を促進する首都圏議員連盟」のメンバーとして、今回のようなイベントを開催していきます。
引き続き、私自身も勉強してまいりたいと思います。

東京都 北区議会議員 斉藤りえ