手話についての補足説明



昨日のブログ< 聴覚障がい者だからといって、手話だけでは不十分です >において、誤解を招くような表現が多く、大変失礼いたしました。
たくさんの様々なご意見をいただき、聴覚障がいをお持ちのお友達にも伺ったところ、
「手話(視覚言語)は音声言語(日本語)と、同レベルの素晴らしい奥行きのある言語として世界中で研究が進んでいるところです。」
と、ご丁寧に教えていただきました。

実際に日本でも手話言語学会が毎年1回開催されているようですね!!
私の育った環境に、日本手話を獲得する機会が無かったため、この様な発言になってしまったことお詫び申し上げます。

私が知らない手話ならではの、奥深い素晴らしさがあることでしょうね!
そんな手話を誇りにもっともっと奥深く知って行きたいと存じます。
聴覚障がいのお持ちの方々のためだけではなく、健常者の方々にも当たり前の様に知っていただきたいと願っております。
そんな世の中になったら、どんなに素敵でしょうね!

そして、誤解を解いていただくためにも、本ブログにて、補足説明をさせていただきます。
昨日のブログで私がお伝えしたかったことは、「手話」という言語に関する評価ではありません。

「聴覚障がい者の方に対しては、手話による情報保障だけで良い」と安易に考え済ませてしまうことのないよう、障がいを持っている方々に対して、さら一歩踏み込んでご想像やご理解をいただきたい

ということをお伝えしたく、昨日のブログを書いた次第です。
その中で、例として、手話を取り上げましたが、こちらは、聴覚障がいを持っている方と接する際に、手話ももちろんとても素晴らしい方法ではありますが、それだけではなく、例えば動画であれば「字幕を入れる」であったり、直接お話しする際も「筆談」など、様々な方法を使うと、より一層相互理解が進むのではないか、と思い、言及させていただいた次第です。

しかしながら、手話に関する言及の中に、誤解を招く表現がございましたので、以下にて補足させていただきます。

 

手話には「助詞」「助動詞」を取り除く場合はあり、ニュアンスが十分に伝わらない可能性がある、という点に関しまして

日本には現在、「日本手話」と呼ばれる独自の文法を持つ手話と、一般的な日本語の文法に則した「日本語対応手話」というものがあります。昨日のブログでは、この2つを混同し、「てにをは(格助詞)」を使わない「日本手話」においてはニュアンスが抜けて落ちてしまう、との表現をしていましましたが、正しくは、日本手話においては「てにをは(格助詞)」を使わなくとも、全ての文章をしっかりと伝えることができます。

そして、独特の文法や言葉の順序を持っていますので、とても効率よく、私達が普段使う日本語よりも短く、そして内容はそのままで伝えることができるんです!

昨日のブログを読んだ方から、ご丁寧に「日本手話」と「日本語対応手話」についてご説明いただいたり、手話を第一言語として使われている方からお考えをお送りいただいたりと、とても勉強させていただいています。

 

■ 手話をできる人の割合が14%程度だという点に関しまして
こちらも、「聴覚障がい者の方に対しては、手話による情報保障だけで良い」と安易に思われることなく、より理解をいただき、その方に適した情報保障を検討して欲しい、ということをお伝えしたく記載いたしました。

こちらの数字は厚生労働省の調査<http://www1.mhlw.go.jp/toukei/h8sinsyou_9/1-3.html>を元としておりますが、データが少し古く、また、14%という数字は年齢を重ねた結果聞こえにくくなった「老人性難聴」の方も含まれたデータです。
数字のみを見ると、手話が普及していない・一般的ではないように見えてしまうかもしれません。誤解を招く表現でしたため、補足で説明させていただきます。

 

昨日のブログでは、詳細に確認することなくブログに記載してしまい、誤解を招く部分もあり、反省しております。。。
今後は情報発信の前にしっかりと確認するとともに、引き続き勉強してまいります!

同時に、ブログを読んでいただいた大勢の方より、ありがたい応援のお言葉や、とても参考になる情報をいただいております。
心より深くお礼申し上げます!

 

北区区議会議員 斉藤りえ