聴覚障がい者だからといって、手話だけでは不十分です



※ブログの内容に一部ご説明が少ない点がありましたため、<手話についての補足説明 >として追加にてご説明を加えさせていただきました(5月16日)

 

みなさん、こんばんは。

昨日は会派の代表者会が開催されなかったため、前々から参加してみたかった北区の手話サークルに参加させていただきました。
こちらは、北区の健康福祉部障害者福祉センター事業係が実施しており、聴覚障がいをお持ちの方と健常者の方が一緒に交流しながら、手話を覚えるという素敵なサークル活動です。
誰でも自由に見学ができますので、興味のある方はぜひ参加してみてくださね♪
写真 2015-05-15 21 20 45

■北区 手話講習会・手話サークル
http://www.city.kita.tokyo.jp/shofuku/kenko/shogai/circle/shuwa.html

10名ほどのグループが3つ、合計30名ほどの方で、楽しいおしゃべりをしてきました。
健常者の方と聴覚障がい者の方が、半分半分といったころでしょうか。
初級・中級・上級の3つのグループがあり、全く手話ができない方でも、気軽に参加できます。

このような活動は素敵だと思います。
聴覚障がいを持っている方への理解が進みますし、何より、聴覚障がいを持っている方にとっても手話を覚える良い機会になるからです。
というのも、実は、聴覚障がいを持っている方の中にも、手話が苦手な方は大勢いるんです
聴覚障がい者はみんな手話ができる…というイメージを持っている方が多いと思いますが、実際は、手話ができる聴覚障がい者は、全体の14%程度
ほとんどの聴覚障がい者は手話ができません。
素直に申し上げますと、私も手話が苦手です。普段は皆様の口元の動きを見て、お話しを理解しています。
今後は毎週、手話サークルに通わせていただき、皆さんと一緒にお勉強していこうと思います!

 

さて、話は戻って、「手話ができる聴覚障がい者は14%しかいない」という点。
おそらく、多くの方は、聴覚障がい者はほぼ100%手話ができると思っていたことでしょう。
さらに、手話には欠点もあります。
例えば、手話は1つ1つの言葉を文字で表すため時間がかかり、健常者の会話に手話がついていけないことがあります。
そのため、会話の速度を上げるために、「助詞」や「助動詞」を抜いて表すことが多いんです
「私はコーヒーが好きです」という会話が、
「私 コーヒー 好き」となり、
実は一部のニュアンスが抜け落ちてしまっていることもあります。

 

また、新しい単語には対応する手話がないことがよくあります。
今日の手話サークルで分かったことなのですが、「一輪車」を表す手話はないそうです。
一般的な名詞でも無い表現が多いようですので、きっと「政策に関する単語」はほとんどないのでしょうね。。。

 

このように、聴覚障がいひとつとっても、対応方法は1つではありません。
私自身も議員になってから、様々な障がいを持った方とお会いする機会が増え、その度に勉強になっています。
私が学んだことはこのブログを通して全て、皆さんにお伝えしてまいりますね。

北区議会議員 斉藤りえ

 


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